注文住宅では値引き交渉は可能?!

注文住宅を建てるのは人生で一度きりです。お金持ちであれば投資用不動産等を購入して、何回か建設することもあるかもしれません。ですが一般的な人であれば、人生で一番価値のあるそして価格の高い買い物、それが住宅建設ではないでしょうか。
一般的な新築戸建て住宅では数百万円で購入できることはありません。数百万円で購入できる戸建住宅ももちろんあります。それは地方の中古の戸建て住宅であったり、築古の築年数が相当数経過した物件であることがほとんどです。そのような物件は購入したとたんに修繕工事が必要になるために、そのような安い値段で購入できるのです。
修繕費を加えたら数百万円が1000万円台になりかねません。というわけで、新築戸建ての注文住宅を購入には、数千万円の資金が必要であることを覚悟するべきでしょう。
もちろん頭金を2から3割いれて、後は借入金を利用します。ですから、自分で数千万円貯める必要性はありません。
さて、これだけ高い買い物ですから、ある程度の値引きをすることはできないのでしょうか。ハウスメーカーと交渉をすればそれは可能なのか、実は一般的には新築戸建て注文住宅を購入する場合には、値引きはできないといわれます。しかし、実際には値引きが可能なのです。例えばハウスメーカーと交渉すれば、数十万円程度の値引きであれば、可能性が高まります。うまくいけば、価格の1割程度の値引きが出来る場合もあるのです。
中古の住宅を購入する場合でも、指値を提示すれば売り主が折れて安く購入できるというケースがありますが、注文住宅でもそれが可能なのです。ただしここで注意しなければならない点もあります。それはあまりにも無理難題をハウスメーカーに押し付けないことです。
とんでもない値引き額を言うと、せっかく値引き可能な場合でも没になってしまいかねません。注文住宅を建設する前に値引き交渉をして、材質などの質が落ちる可能性もあります。
それでは値引きをした意味があまりなくなります。ハウスメーカーとは良い関係を持ちつつ、新築戸建て注文住宅を建てたいものです。ですから値引きをすること自体は悪いことでもなく、その浮いた費用で引っ越し代などに充てることもできます。大事なことは無理難題を言わないことでしょう。あくまでも数十万円から多くても百万円程度の金額であれば、メーカーも折れてくれる可能性が高まります。そのように考えて交渉しましょう。
