新築の家

注文住宅用の土地探しガイド【注目すべきポイント】

家の模型とhouseの文字

家を建設することは人生の大きな決断です。なにしろ金額が大きいというのもあれば、家は一度建ててしまえば、大幅な変更は基本的にはできないので失敗することはできません。土地探しからスタートをして、良い土地が見つかれば、そこに家を建てるための計画を立てます。どのような家にするかを決断するまでには、綿密な計画が必要になります。一度建てた家は、何十年と使用できますし、定期的なメンテナンスをすれば、子供や孫の代まで使うことが出来ます。

もし建物が古くなっていずれは解体したとしても、土地は残ります。注文住宅を建てる際には間取り決め等が重要な作業になりますが、土地から仕入れて建設する場合には、土地探しもとても重要な作業になることは言うまでもありません。
注文住宅は建売住宅と大きく違うことがあります。それは自由度が高いということです。すでに完成された状態の建売住宅は美しく立派に見えますが、細部を自分で決めることが不可能です。
例えば間取りもデザインも、すでに完成して決まってしまっています。そのようなことを自分で決めたいと思うのであれば、注文住宅のほうがよいでしょう。使用する素材なども決めることが出来ますし、もしも詳しくないのであれば、専門家と相談して決めることもできます。家のデザインや色も自分で決めて、理想の家を完成させるのが、注文住宅の最大のメリットです。

しかし、このような夢をかなえるためには、準備が必要です。それは資金計画であったり、スケジュールであったりします。特に資金計画は重要で、住宅ローンを利用する場合には、金利が出来るだけ低い金融機関を利用すれば、ローン返済の負担も減ります。20年ローンより30年など、返済期間を変えるだけでも、返済計画が変わります。返済方法も元利均等返済か元金均等返済のどちらを選ぶかによって、総返済額も変わるのです。このような知識を得てから住宅建設を考えたほうが、余計な費用を負担することなく、出来るだけリーズナブルに素敵な住宅を完成させることが出来ます。

時間はかかるかもしれません。しかし焦ることなく、時間的にも金銭的にも余裕をもって、住宅建設に臨むことが大切です。では、具体的にはどのような点に注意を払ったほうがよいのでしょうか。次の章からは、一つ一つ重要な点を順次解説していきます。住宅完成までの道のりまでに、何をするべきなのかが、大まかに把握できることでしょう。